俺たちのコンビニ-新米店長と仲間たち-

コンビニというモノが誕生してから生活環境が変化しました。
テレビ放送の(ほぼ)24時間化。
夜間勤務の常態化。
等々…いろいろなところにその変化の影響を垣間見ることが出来ます。

普通のお店[1]に対して長時間店を開ける代わりに原則『定価販売』で、あらゆる種類の品物を常備する。
それがコンビニの基本コンセプト。

商売というのは何でもサービス業の側面を必ず持っている。
定価販売であるコンビニは『価格』面では他の店に負けてしまいます。
勝負するのは『営業時間』、『品揃え[2]』と言ったところでしょう。
コンビニはほとんどがフランチャイズチェーンだと思うのです。
フランチャイズと言うことは同じ名前を冠した店は基本的に、同じような品揃え、サービスと言うことになります。
近年は『値引き販売』で物議を醸したりもしましたね。
販売期限(賞味期限)を過ぎると『廃棄』しなければいけないというルールのために、廃棄するのなら値引きしてでも買ってもらった方が良い…というのが事の発端でしたね。
そもそも、『販売期限』を超過する品物が発生するようなオーダーをするのは、在庫を抱え込むというリスクを冒す危険性があり、店の経営の負担に繋がるのでそういう発注はしないように歯止めをする意味合いもあるはずなのですが、それが出来ていない経営者も中には存在するというのが現実なのでしょう。
フランチャイズの規模が大きくなれば指導助言するSV(スーパーバイザー)が自己利益を優先にして過度な発注を指導する輩が出てくるというのも否定できないところでしょう。
理由はどうあれ、フランチャイズとしては同じ名前で展開している以上サービスが違う店が存在するのはマイナスの影響を与えることは憂慮しなければいけなくなります。
店個々で、独自の品物を売ったり、キャンペーンを行うなどを展開することにいい顔が出来なくなるのも無理のない話です。
そうは言ってもフランチャイズである以上、店個々は、独立した会社です。
同業他社が周辺にある以上は差別化を模索しないと生き残れません。
フランチャイズの一員という立場と店の経営を旨く両立する差別化は何だろうか。

  • 待たせない
    レジの会計待ちの人を作らない
  • 店には必ず人が居る環境を作る
    スタッフが必ず店に居て、外から見えるようにする。そして、客寄せパンダとなる客も必要
  • スマイル¥0
    マクドナルドで有名です。
    笑顔で接すればいいと言うだけのモノではないのですが、気分を害さないように接することは簡単なようで難しいものです。
    アルバイトが多いコンビニでどう指導できるかが店の経営を左右する

ore_conviメディアワークス文庫 | 俺たちのコンビニ 新米店長と仲間たち

舞台は北陸の観光地にあるとあるコンビニ。
観光地ならではの店作りを目指すが経営は思うように行かず、苦戦の毎日。
そんな中、事件が起こってしまい店は突然の窮地に見回れます。

スタッフとの絆を深めつつ、窮地を脱していく新米店長とスタッフたちの物語です。

  1. [1]街の商店やスーパーマーケット
  2. [2]食料品をメインとする雑貨も取り扱うという意味で、物量としての品揃えという意味ではありません

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