Twitterで流れてきた『加盟店に弁当を廃棄させて儲けるセブン-イレブンのえげつない経営術|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見』を読んでみたが…。

まあ、重箱の隅をつついているとは言わないけれど、ネガティブが前提の記事だなとは思った。

基本、経済なんて、全方向に”善”であるわけがないし、ネガティブなんて要素は必ず存在する。
ネガティブだけをあげつらって”悪である”みたいなことを言っていても、それこそ、『きれい事』にしかならないのではないのだろうかと思えてしまいます。

たとえ廃棄ロスにまでロイヤリティが適用されるとしても、本部の言いなりで発注するわけではない(まあ、アドバイスはあるだろうな)のでしょうから、その指摘を一方的にするのもフェアじゃない。
店舗と本部。
何かしらの制約をつけないと、必ず悪さをする輩が現れるのも事実だし、実際、期限後の商品を値引き販売していた店舗も出たことだしね。
もったいないという感覚は理解できるが、期限後の商品から食中毒が出たり…とかなったらどうするのだろうかというリスクを考えたら認められないものだし、そもそも、定価販売のコンビニで”値引き”をやり出したら、その影響は他の店舗にも影響する。
値引きとは、一度やると引き返せない悪路なのだから。

閑話休題

何にしたってフランチャイズなんて、きれい事ばかりじゃない。
店舗、本部。
どちらにとってもどっちもどっちだと思う。
どっちかの視点に立って、重箱の隅だけをつついても何も変わらない。何の解決も出てこない。
表があったら、必ず裏があるものです。

読む側が、中立な視点で見れないと、本当のことは見えてこないですね。

別に、おいらはコンビニ関係者でもないし、セブンの関係者でもないのであしからず。