新社会人の約5割が「英語公用化に反対」 - @IT

という記事を読んでのことです。
企業での社内公用語を英語に統一するという話題について新入社員の意識調査を行った結果を基にした記事です。
数字などは当該記事を読んでいただくとして…。
社内の公用語を英語にすることに反対の理由として

  • 「社員の多数が日本人であれば混乱を招くだけ」
  • 「日本の顧客をないがしろにしている気がする」

などが挙げられていたそうです。

おいら的感覚として、『社内の事情と、客は関係ない』だろ。
社内が英語が公用語だからと言って、客に『英語』での会話を強要するか?しないだろ、普通。
そんなことを強要された客が、その会社を利用するとはおいらには思えないのだが、なぜ、こういう発想が出るのだろうか?お客さん商売を思い違いしていないか?
「日本の顧客をないがしろにしている気がする」かどうかは、接する社員次第じゃないの?
まあ、新入社員じゃしょうがないのかもだけど、先が思いやられそうですね…。

「社員の多数が日本人であれば混乱を招くだけ」

なぜ?
全然海外戦略など行っていないような国内専業の企業ならいざ知らず、こういうことを持ち出す企業はたいてい海外戦略を行っている企業か、行おうと考えている企業でしょ。
だったら、多かれ少なかれ『英語』は必須な要素なのでは?
少なくとも、必須になる立場に配置される可能性はあるよね?
そりゃ、今まで日本語を公用語にしている会社がいきなり今日から英語しか話しちゃ駄目だからね…なんて事になったらそりゃ混乱するでしょ。
でもね、企業というところは、書類(紙であるか、電子データであるかは別としても)と言う物を消滅できる組織ではないんですから、最低でもそれらの切替の期間は必要になります。
それから、公用語を切り替えるとして、社員の大多数が安定的に公用語に出来るのには当然時間がかかります。
だから、混乱するのは発表があった直後と、切替の直後だけで、きちんとステップを踏めばそれほど問題になるとも思えませんね。
というか、新入社員は楽な方でしょ。
おいらのような年寄りクラス(笑)の方が大変なんだがなあ(^_^;

実際に、英語力に関してはどうですか?
みたいな質問もしたらしく、実用的な会話が出来る人が2割、英語を使ったコミュニケーションが取れる人が4割という結果らしいです。
実用的な会話が出来ると答えた人は本当に使えるのだろうか?
英語検定類の結果でそう言っているだけじゃないことを祈ります(^_^;

おいらは、実は『英語』を理解できるようになりたい。『英語』で記述ようになりたい。
理由はたいしたことではありません。
こうして趣味でスクリプティングをしたりしていますと、この手の情報って、海外ベースの方が多いんですよ。
実際に、このブログに使っているシステムのWordPressはもちろん海外の開発だしね。
まだWordPressは日本語のコミュニティーがきちんとしているから良い方ですよ。
でも、メインのスクリプト以外は結局、開発者本人とやりとりするしかなくなることの方が多くなるのでやはり『英語』が理解、記述できた方がより楽しめます。

…しかしまあ

現実的には英語堪能なんてことは、おいらには『[tegaki]起こりえない[/tegaki]』と思いますがねwww