NEX-6との出会い
写真にちょっと前のめり
”写真に興味がない”というわけではなかったんですよ。
カメラは普通に持っていましたし、安いですけど、一眼カメラも持っていたことがあります[ref]正確には持っていますが、すでに使われていません…ですね(^_^;[/ref]。
相方が大の写真好きでその影響で始めたというのは否定しません。
もう20年以上前の話です。
相方はずっとスナップ写真家でした。
元々、文章を書くのが好きで、写真も好きだったので自分でブログを書くようになり、さらに写真家にも熱が入っていました。
スナップはずっとうまかったですよ。
なんか”上から目線”っぽくなってますが、そういう意図はありません。
スナップが低レベルだとかも思っていません。
スナップって、その辺にある日常というイメージですが、少なくとも、おいらにはそれを切り取ることができません。
なぜなんでしょうね。
相方のブログとか見ていると、文章が先なのか、写真が先なのかわからなくなるくらい、どっちも活きていると感じます。
そんな写真が撮れる相方が心底うらやましいと思います。
SONYのカメラを選ぶ理由
前のめり度が上がったのは1月の下旬にあった富士山と西湖への撮影ツアーに参加したことがきっかけとなりました。
最初は、ちょっとプチ旅行的な楽しみを期待して行くことにしたのです。
その当時、おいらの常用していたカメラはSONY のサイバーショットDSC-HX30Vでした。
いわゆるコンデジです。
おいらの好きなシュチエーションが逆光なんです。
逆光と言っても影絵っぽくなるくらいの明暗差じゃなくて、どちらかというと“木漏れ日”みたいな雰囲気が好きなのです。
だから、ちゃんと主役もそれなりに写っていないとだめなんです。
そして、一番欲しいのが“フレア[ref][レンズフレア – Wikipedia](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%A2)[/ref]”というレンズ内乱反射の光球です。
そのおいらが一番欲しいものがサイバーショットDSC-HX30Vでは、“赤い光球”となってしまうのです。
さすがに、赤いのはちょっと木漏れ日っぽくないので、この部分はちょっとげんなりポイントでした。
でも、それ以外は十分なくらいきれいな画を撮ってくれるので割と気に入っていますよ。
で、話は戻って”富士山と西湖への撮影ツアー”なのです。
せっかく行くんだからきれいなフレアが出るカメラが欲しいな…などと、漠然と思うようになりました。
仕事帰りに家電量販店を覗く日々と、ネットサーフィンをする毎日が始まるわけです。
おいらがSONYのカメラを使う理由は2つです。
- 映像処理エンジンが好み
- 夜に強い
の2点です。
夜景が好きなおいらにとって“夜に強い”というのは譲れないポイントです。
在庫処分が人気者に
というわけで、新しいカメラが欲しいかも…などという気分になったときに真っ先に徘徊するのはSONYのカメラコーナーです。
そんな中で目にとまったのは”NEX-6”というミラーレス一眼デジカメ。
まあ、当然コンデジとは違いお小遣いで買えるという値段[ref]最近は一眼デジカメ並みの高性能高級でお値段も一眼デジカメ並以上のコンデジもあります[/ref]ではありません。
ネットサーフィンしてても、NEX-7とNEX-5の間を埋めるカメラという位置づけらしく、そう考えると安っぽいものというわけでもなさそうです。
しかし、その当時の店頭価格が\52,000-[ref]うろ覚えです。このくらいだったような…程度です。[/ref]!
驚いたポイントはNEX-5よりほんの少し安いという点!
まさか…と思いましたよ、ホントに。
ネットでは近々NEX-6とNEX-7を統合した後継機が発売されるらしいとの話題。
ああ。
だから安くなっているのか。
なるほど。納得納得。
ということは、逆に今買うべき?
NEX-6は“パワーズームセット”と“ダブルズームセット”と、本体のみと言う商品構成。
安くなっているとはいえ、ダブルズームだと、全財産投入に近いのでそれはちょっと踏み切れない。
だって、カメラを買って終わりじゃないからさ。
予備バッテリーだって必要だし、フィルターも必要だし、液晶保護シートも必要だ。
そういうのを考えるとパワーズームしか選択肢がないんだが、価格差が2万円[ref]ダブルズームセットに入っているズームレンズが4万円くらいの品物です[/ref]というのが妙に悩ませてくれます。
悩んだところで財布の中身が増殖するわけでもないので選択肢は変わらず。
NEX-6パワーズームセットに落ち着いたわけです。
いま、ネットの界隈でNEX-6の話題を探すとどの店舗も在庫がなくなっているようです。
売り切り処分価格で安くなり、”この性能でこの価格はものすごいいい買い物”と話題になったせいか、カメラの売り上げランキングで4位にまで登り詰めたそうです。
買っておいて良かったと今になって思っています。
良かった良かった。
—