Wallow 0.50にアップデート

TwoBeers Crew のWordPress用のテーマ Wallow が0.50にアップデート[ref]Wallow 0.50 Released! | TwoBeers Project[/ref]しました。
TwoBeers Crew のテーマではもう、当たり前のように思っていた[モバイルビュー]への対応[ref]マジで、搭載されているものと思っていましたw[/ref]やいくつかのオリジナルウィジェットの追加、クイックバーの追加など、非常に嬉しいアップデートになっています。
テーマのオプションも先行する[Shiword]と共有する部分が増えてTowBeers Crewのテーマを愛用しているおいらにとって、非常にイメージの摑みやすい使い勝手の良い環境になって来ました。
[Shiword]と比べたらまだまだ高機能性では負けていますが、十分に魅力的な機能を持っていると思います。

  • 待望のモバイルモード搭載
    Screenshot_2012-07-21-03-50-31_thumb Wallow 0.50にアップデートすっかり、おなじみになったモバイルビュー。
    Wallowには搭載されていなかったのですね。
    気づくのが遅すぎだろ、おいらw

  • クイックバーナビゲーション
    qb_i_thumb Wallow 0.50にアップデート 画面の下の方の固定位置に表示されているクイックバーにコンパクトなナビゲーションメニューが追加されました。
    『何かが足りないっ!』って、思っていたおいらには涙ものですw

今回のアップデートで、他のTwoBeers Crewのテーマと同様に、日本語版の環境では機能しないオプションが存在します。
[テーマオプション]→[コンテンツ]にある[コンテンツサマリー]の[抜粋の長さ][ref][Theme Options]→[Contents]タブの中の[content summary]と言うセクションの[excerpt length :][/ref]という項目です。
contents_ext_length_thumb Wallow 0.50にアップデートWordPressの日本語パッケージには[WP Multibyte Patch]という日本語にまつわる不都合を解消するためのプラグインが実装されています。
このプラグインの影響により取得できる抜粋の長さが[110文字]に固定されている[ref]WP Multibyte Patch | EastCoder;[/ref]のです。
そんな訳で、この項目はそのままでは機能しません
そして、日本語翻訳ファイルではわざわざ (日本語環境では機能しません) と明記しました。
『そのままで』とわざわざ書いたのは手を加えれば機能させることが出来るからです。
では、何処に手を加えるのか?
[外観]→[テーマ編集]から、[テーマのための関数(functions.php)] を選択します。
15行目くらいに
[php num=15]add_filter( ‘excerpt_length’, ‘wallow_excerpt_length’ );[/php]
という行があります。
この行をコピーしてこの行の後に挿入します。
挿入した行の ( ‘excerpt_length’, の部分を ( ‘excerpt_mblength’, に書き換えてあげます。
[php num=15]add_filter( ‘excerpt_length’, ‘wallow_excerpt_length’ );
add_filter( ‘excerpt_mblength’, ‘wallow_excerpt_length’ );[/php]
こんな感じです。
これでこの項目が機能するようになります[ref]参考:the_excerpt(抜粋・概要)タグのカスタマイズ | わーぷれCollege[/ref]。
日常的に、投稿をする際に <!–more–> を挿入している場合はコンテンツサマリーをオフにして次のセクションの[“more”タグ文字列]の項目を設定する方がおすすめです。

そして、恒例の(?!)、日本語翻訳ファイルです(^_^;

 

4 comments

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Kuraishi

WP Multibyte Patch の設定ファイル wpmp-config.php に $wpmp_conf['patch_wp_trim_excerpt'] = false; と指定してやれば WP Multibyte Patch の excerpt_length フィルターが無効になりますので、テーマの設定機能が使えるようになると思いますよ。

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ぐだぐだ@ひらひら

Kuraishiさん、ありがとうございます。
いつも、WP Multibyte Patchにはお世話になっています。
WP Multibyte Patchの設定ファイルで出来るんですね。勉強が足りませんでしたorz
アドバイス、ありがとうございます。
ちなみに、 excerpt_length フィルターを無効にした場合にはテーマの設定機能がないテーマに変更した際に、55単語を返そうという動作になるのでしょうか?たぶん、なるんですよね。
そう思うと、変更する可能性のないWP Multibyte Patchの設定を変えるより、変更する可能性の方が高いテーマの方を変えた方がリスクが少ないかな…とか思ってしまいました。
テーマに組み込んでもらうのが一番いいと思うのですが、そこまで要望するのも違う気がするので自己責任で手を加えるのがいいのかな…と。
なにわともあれ、アドバイス、ありがとうございます。
何か、いい方法を考えてみます。
ありがとうございました。

追伸:承認、遅くなってしまいまして申し訳ありませんでした<(_ _)>

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    Kuraishi

    こちらこそいつもありがとうございます!

    >55単語を返そうという動作になるのでしょうか?

    WordPress 日本語版 3.4 以上であれば55文字となるはずです。テーマの変更が多いのであれば、もちろん記事で書かれているようにテーマ側でカスタマイズするのもありだと思います。

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      ぐだぐだ@ひらひら

      Kuraishiさん、こんばんわ。

      WordPress 日本語版 3.4 以上であれば55文字となるはずです。

      と、言うことは、WPのバージョンをチェックしてWP Multibyte Patchの設定を変えてしまうと言うのもありと言えばありなんですね。
      まあ、おいらには出来ないので言ってるだけですがw

      ここで翻訳しているテーマを使っている普通のユーザーさんはテーマはさほど変更しないのかもしれませんが、おいらの場合は、翻訳ファイルを作っては、この実サイトでテストをしているという有様なので、割と変更していたりします。
      もっとも、おいらの場合は<--more-->の方を重視しているので、件の項目は有ってもなくても支障はないのですが、テーマの機能として持っている以上はなんか、方法も提案してあげないと無責任だよな…と言う次第なのです。
      もっと、いろいろと勉強が必要ですね(^_^;

      なにはともあれ、コメントをいただきまして、ありがとうございます。

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