『屁理屈[ref]へりくつ【屁理屈】の意味 – 国語辞書 – goo辞書[/ref]ばかり言ってっ!』
子供の頃に、よく怒られたモノです。
自分では屁理屈のつもりはなかったのだけどね。

おいらは子供の頃から記憶モノが苦手でした。
だから、自然にモノを考えるようになりました。
つまり、その場で考えて答えを導き出すようにです。
それが一番顕著に出た事例は自動車の運転免許を取得するときに試験でした。
普通はよく出そうな問題とかを暗記するなりして試験に挑むのだと思うのですが、おいらにはそれが上手く出来ない(自信があったw)ので、試験問題を視てから考えて答えを書きました。
運転免許の試験と言うことでしたから、おおかたは『法』を出処とした問題が多かったのです。
そうするとたいていの問題文には『道路交通法』だの、この法律名が記載されていました。
法律の名前が判ったのでそこから『この法律の意図を考えれば、この問題の答えはこうであることを望んでいるんだな』と、推測をして答えを書き込んでいました。
結果、一回の試験で運転免許は取得できました。
まあ、運が良かっただけと言えばそうかもしれませんがね。

どちらにしても、今でもその思考回路は健在で、記憶モノがまるで苦手のままです。
実際、初めて会った人の顔かたちから容姿はおろか、名前すら憶えられません。
何度となく会い、何度となく名前を聞いてやっとです。
ああ、たぶん、これが影響して人見知りなんだと思います。
名前を間違って気分を害されるのが怖い…だから、目を見て話せないんです。
世の中の人見知りの皆さんもそうなんですかね?
まあ、いいんですけど。
要するに、その場で考えて行動をします。
仕事のことにしても『仕組み』を理解してからでないと機能しません。
例えば、コピー機がよく紙詰まりを起こすと。
まず何処を視るかというとコピー機の内部を観察します。
用紙がどういう経路で移動して居るのかを。
次に、詰まったときの用紙の傷み方を視ます。
用紙の傷み方と詰まった場所からどういう原因が考えられるかを推測します。
最後に、その推測が起こりえる場所を探します。
上手く見つけられたら、そこが原因になっているのか、それともそこに至るまでに原因があるのかを探します。
まあ、こんな感じの思考回路です。
これって、プログラミングに似ています。
流れを分解して細かいブロックにして視る。
要するに、こういう考え方が好きなんですよ。

なんか、推理小説とか好きそうですけど、実は苦手です。
なぜかというと、『憶えていられない』からなんです。
冒頭からいろいろと伏線が出てきますよね。
証拠になりそうな事柄だったり、伏線だったり。
そういうのが憶えられないんです。
RPGも苦手ですね。
ドラクエとかFFとか、駄目ですorz
それと比べてモンハンはいいですね。
憶えていなくても何とかなるしwww
だから、『MH3』で導入された『メモ』機能はおいらにとっては『神機能』だったのですが、ガンナー用ポーチとともに『MHP3rd』には引き継がれませんでしたorz

変愛サイケデリックの表紙
電撃文庫:変愛サイケデリック-間宮夏生

さてさて、今回のお題「変愛サイケデリック」。
人間観察が大好きで、特に『変わった人物』にものすごく興味を抱く主人公、彩家亭理子(さいけていりこ)は、春になると、『自殺をしたがる』新入生と出会う。
自分の興味のまま、彼のことを知ろうと突き進む理子が、彼に隠された『本当の過去』を彼に突きつけるお話です。
いやあ、伏線って、大事なんですね。
そういうつながりが想定されているとは、思ってもみなかったです。
どういうつながりかは、読んでみてのお楽しみ…ですね。

ちなみに、タイトルの『サイケデリック[ref]サイケデリック【psychedelic】の意味 – 国語辞書 – goo辞書[/ref]』が何を意味しているのでしょうね?
主人公である理子のぶっ飛んでいる性格を表現しているんでしょうかね?