ザ・ゴール 2 思考プロセス
会社の社員研修の課題本、第二弾である。
『ザ・ゴール 2 思考プロセス』
相も変わらず、『サイズ』と『紙質』の問題はありますがorz
前作は、『製造工場での生産管理』をベースとしたどちらかというと『生産業のあり方』を提案した内容になっていたわけです。
今作では、前作から10年後という設定で、主人公は重役へと出世しているというと言う形で始まります。
彼の担当する事業部は、『本業に集中する』という名目で『売却』されることになったというところから物語は展開していきます。
前作で展開された『TOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)』は、何にでも応用できるはずだという思想に基づき今作では『思考プロセス』として展開されています。
前作では夫婦間の問題も、物語に加えられたエッセンスのように度々登場しました。
どちらかというとそれが『うざったく』感じたモノですが、今作では家族間のフェーズでも理論展開がなされており『うざったさ』をあまり感じなかったのは良かったことです。
それ故、引き込まれるように読み進めることが出来ました。
おそらく、この手の書物は何度も読み返すことで理解できるというようなモノなのだろうと思いますので、何度か読むことになるのだろうと思います。
何か判ったか?
まだ、悟りが開けているわけではありませんが、何となく気持ちの変化を感じる読後です。