このシリーズを知るきっかけは実のところ、ニコニコ動画『俺の妹がハンターなわけがない』[ref]俺の妹がハンターなわけがない ‐ ニコニコ動画(原宿)[/ref]。
何回目かの実況だったのかは覚えていないし、検証する気にもならないのでなんですがｗ
その中でたこみ☆かんさんが『この実況シリーズのタイトルの元ネタは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」というライトノベルである』と言っていたのが最初です。
そもそも、文字を読むのがあまり得意ではないおいらは「ふーん、そうなんだ」くらいであまり興味を持ちませんでした。

あるとき、いつものように動画を見ていたのですが、ニコ動のプレイヤーの上部になんかいろいろなお知らせが流れるじゃないですか？
そこに流れたんですよ
アニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』未放送最新話期間限定で無料放送中
とかなんとか。細かい文言までは覚えていませんが、こんな感じの内容。
アニメになっているという話は『俺の妹がハンターなわけがないG』[ref]俺の妹がハンターなわけがないG ‐ ニコニコ動画(原宿)
MHP3rdが発売されたのに合わせて、舞台を移行させた新シリーズ。[/ref]のエンディングテーマがアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のオープニングテーマと言っていた[ref]動画の中で言っていたような気がしたのですが…アニメを視てから『アレ？この曲、俺妹のエンディングで使っている曲じゃね？』って思ったくらいですから、正直、自信がありません。もしかしたらおいらの思い違いかもしれませんorz[/ref]ので知っていました。
気持ちは半々だったのですが、とりあえず視てみるか。そう、思いました。
そして、1話視てしまうと、最初から視てしまいたくなるおいらはやっぱり、全話視聴パックで最初から視ましたw
おいらには妹は居ないので共感というモノはありませんし、ツンデレ(？)とか厨二病とかもよくわかりませんが、まあ、楽しく視させていただきました。

いつものおいらだと、ここで終了…なのですが、実はアニメ本編よりも興味を引かれたのは公募で採用された『エンディングテーマ』曲でした。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない « まいにち＠ぐだぐだ』と言うエントリーを書いてしまうほどですｗ
ええっ、ゲームまで買ってしまいましたよｗ
結局、ディスクメディアをちまちま集めています。曲欲しさにですけど、たまに本編も視てますよ、折角だし。
見慣れてくると、キャラクターがだんだん愛おしくなってきましたよｗ
そうそう、ゲームには原作者伏見つかさ書き下ろしの短編が付いていたのですが、それを読んでみたら何となく原作に興味がわいてきました。
そういえば、1話目の動画のコメントで『原作を読めばなぜＤＶＤケースを持ち歩いていたのか理由がわかりますよ』ってありましたし、未放映分の配信があったときの動画のコメントに『原作ルート、来たー』風のコメントがあったのがさらに興味をそそりました。
おいら的には未放映分のエピソードに入ってから黒猫さんの存在が凄く気になりました。
そして、原作ルートとか…。
あー、これは原作を読めという暗示か…orz
そう思ったらやることは一つｗ、発売済みの原作1～7までを大人買いしました。
原作を読んで思ったことは、アニメは、ものすごく原作を大切にして作られているんだな…と。
もちろん、アニメという制約があるので原作をそのまま押し込むことは難しい。
そんな中で原作との矛盾が極力生じないように原作の伏線と結びつくように作られているんだなと感心しました。
もちろん、まるっきりシチュエーションが変わって表現されている場面や原作には存在しないエピソードもありますが、きちんと伏線を辿って原作と矛盾が生じないように考えられているように感じました。まあ、もちろん、すべてが完全に繋がるわけではありませんが些細な問題でしかありませんｗ

で、最新刊の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない　８』巻です。
京介氏と黒猫の恋愛編になるのですが…。
なるほど。
これはまた壮大ですね、黒猫の未来予想図が。

京介氏と交際を始めた黒猫は夏休みを最後に別れを告げます(？)…ていうか、居なくなっちゃいます。
そして何の相談もなく居なくなってしまった黒猫に怒り心頭(？)のきりりん氏はものすごい行動力を発揮し、ついには黒猫の所在を突き止めて俄然乗り込むのですが…。
待ち構えていた黒猫は驚きつつもある行動に出る。
それは黒猫にとって重要な行動なのであった。
兄、妹、そして…。
黒猫が求め願う未来の姿に、黒猫の本当に大切にしたいという想いを感じました。
ハッピーエンドとは行きませんでしたが、少し前進と言ったところですかね？
まだまだこれからもずっと続いて欲しいですね。

…というか、おいらはいったいいくら『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』につぎ込む気なんだろう…orz
まあ、フィギアとか、そういったグッズに興味を持たないのがせめてもの救いか(^_^;